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マルエツ/プライベートブランド拡充などで営業利益20.5%増

2008年10月10日 / 決算

マルエツが10月9日に発表した2009年2月期中間期決算によると、売上高は1709億5800万円(2.2%増)、営業利益41億3100万円(20.5%増)、経常利益39億2000万円(20.8%増)、当期利益35億6500万円(128.3%増)と、当期利益をはじめ各項目で増収増益となった。

同期は、小売事業で商品競争力と収益力強化のため、「おいしいヌードル」や「おいしさ毎日麦ゆたか(食パン)」などプライベートブランド商品の開発に注力。累計で約120品目となった。また4店舗を開店し2店舗を閉鎖、累計店舗数は239店舗となった。このほか22店舗で改装・リニューアルを実施。これらの結果、小売事業の売上高は1690億900万円(前年同期比2.2%増)となった。

不動産事業ではショッピングモール「エムズタウン」のサービス力向上などに努めたが、売上高18億9200万円(2.8%増)、営業損失1400万円(前期は1億1500万円の損失)となった。その他の事業は、人材派遣業、事務代行サービスなどの拡充を図ったが売上高5600万円(3.3%減)、営業利益は好転し2100万円(109.8%増)となった。

通期の業績予想は、売上高3410億円(1.6%増)、営業利益80億円(5.7%増)、経常利益75億円(8.2%増)、当期利益62億円(31.6%増)を見込む。

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