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イオンモール/3月~5月の営業利益6.8%減

2011年06月28日 / 決算

イオンモールが6月28日に発表した2012年2月期の第1四半期決算によると、売上高353億4400万円(前年同期比0.0%)、営業利益92億7000万円(6.8%減)、経常利益88億7900万円(8.7%減)、当期利益24億1300万円(57.3%減)となった。
なお、東日本大震災により被害を受けた建物と構築物の復旧にかかる回復費用等の災害による損失27億9500万円、資産除去債務会計基準の適用に伴う影響額17億6100万円を特別損失に計上した。
既存51ショッピングセンターの専門店売上は、3~4月度は震災後の消費抑制と一部休業の影響もあり、来店客数とともに前期実績を下回ったが、5月度は、自粛ムードの緩和に伴い来店客数が増加(前期比2.9%増)と、復興支援セール「がんばろう!日本」も奏功し、前期比3.6%増となった。
これらの結果、既存の専門店売上は、前期比1.9%減となった。
中国では、イオン北京国際商城SC(北京市)のリニューアルを推し進め、出店の加速化に向け、新たなエリアとして、浙江省、江蘇省、湖北省、山東省、福建省、広東省を重点エリアと定め、新規物件発掘に取り組んでいる。
アセアンも、物件が具体化しつつあるベトナムに続き、インドネシア、カンボジア、ラオス、マレーシア、インドで着手している。
通期は売上高1520億円(4.7%増)、営業利益415億円~430億円(4.7%増~8.4%増)、経常利益400億円~415億円(4.6%増~8.6%増)、当期利益215億円~224億円(3.9%減~0.1%増)を見込んでいる。

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