イオン北海道/荒利益率改善や経費削減効果で営業利益31%上方修正
2010年02月25日 / 決算
イオン北海道は2月25日、2009年4月6日に発表した2010年2月期決算の個別業績予測を修正した。修正後の予測値は売上高1500億7400万円(当初予測より0.6%減)、営業利益20億円(31.1%増)、経常利益13億7700万円(48.9%増)、当期利益6億1800万円(180.9%増)の増益となった。
2010年2月期は、第1・第2四半期と比較して、特に衣料品、住居余暇商品の客数が伸び、第4四半期の既存店客数前年比は2.4%増、既存店売上高前年比は2.3%減を確保する見込み。荒利益は、衣料品の投入時期と見切りを早め在庫日数を7日間短縮したことでシーズン商品の入替も順調だった。
また、食品の発注精度アップなどで売変率を0.7%改善したことなどから、荒利益率は0.4%改善する見込み。
経費面は、人員配置の見直し・所定内勤務を基本とした労働時間管理の徹底による人件費の削減、水道光熱費使用量の削減・契約見直しなどで設備費を削減。その結果、予算と前期比で継続的に削減できており、第4四半期の販管費はトータルで既存比5.4%減を見込む。
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