エスフーズ/当期利益3.6%増、米国の売上が増加
2008年10月16日 / 決算
エスフーズが10月15日に発表した2009年2月期中間決算によると、売上高は579億3700万円(前期比3.6%増)、経常利益は23億5500万円(17.2%増)、当期利益は10億600万円(3.6%増)と増収増益となった。
食肉の卸売事業では、4月に神戸みのりの公社などと共同で、新ブランド「神戸ワイン・ビーフ」を立ち上げた。これは、兵庫県産の国産牛をワインの製造過程でできるブドウの搾りかすを飼料として肥育することで、良質の牛肉をリーズナブルな価格で提供する。
また、7月に、牛の肥育事業を行う100%子会社エスファームを設立した。
製品事業では、メインブランド「こてっちゃん」の復活に向け、3月の関東地方での発売に続き、8月から全国販売へと積極的に展開を進めた。
小売・外食事業では、景気低迷による消費者の節約志向の高まりにより、厳しい状況が続いている。
卸売事業は、売上高は293億3200万円(12.0%増)、製品事業は売上高は151億8800万円(0.8%増)、小売・外食事業は、売上高は133億2100万円(8.3%減)。
所在地別セグメントの業績は、「日本」は売上高568億2500万円(3.2%増)、営業利益は21億1900万円(26.2%増)、また、「アメリカ合衆国」は売上高は11億1200万円(30.9%増)、営業利益1億6400万円(26.7%増)。
通期の見通しでは、売上高は1200億円、経常利益45億円、当期利益は20億円。
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