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オンワードHD/百貨店向けの不振で売上高9.1%減、営業利益52.2%減

2009年07月13日 / 決算

オンワードホールディングスが7月13日に発表した2010年2月期第1四半期決算は、売上高656億6500万円(前年同期比9.1%減)、営業利益31億1000万円(52.2%減)、経常利益40億6400万円(30.2%減)、当期利益24億8700万円(28.3%増)となった。

基幹ブランドへの経営資源の集中など経営の効率化を追求し、収益性の改善に努めたものの、国内の主流通対象の百貨店衣料品市場は厳しい状況が続いた。事業別の概況は、アパレル関連事業でオンワード樫山が23区、自由区などの基幹ブランドに経営資源を集中させた施策を継続的に進めた。しかし売上高が前年を下回り、経費の効率化を図ったものの減収減益となった。

サービス関連事業では、ファッション物流事業のアクロストランスポ-トが計画通りの業績を達成したが、商業施設の設計・施工事業のオンワードクリエイティブセンターは、商業施設への設備投資の抑制が続き、前年を下回った。リゾート関連事業は、売上高は前年を下回ったものの増益を確保した。

通期は売上高2526億円(3.2%減)、営業利益80億円(11.9%減)、経常利益100億円(59.1%減)、当期利益36億円を見込んでいる。

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