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ガリバー/売上11.3%減、営業利益87.0%増

2010年01月08日 / 決算

ガリバーインターナショナルが1月8日に発表した2010年2月期第3四半期業績によると、売上高1163億900万円(前年同期比11.3%減)、営業利益69億2700万円(87.0%増)、経常利益66億5000万円(90.8%増)、当期利益30億1900万円(143.0%増)となった。

営業利益87.0%増の要因は、新サービスの展開やプロモーション活動など一連の強化施策が功を奏した結果、小売台数が約3万1000台(51%増)となったことがあげられる。一般消費者への小売りは中古車オークションを通して中古車事業者に販売する卸売りよりも利益率が高く、利益率の向上に寄与した。

コスト削減に取り組んだことにより販管費が前年同期と比べて減少したことも、営業利益増加の要因となった。広告宣伝費は小売強化に関連したプロモーション活動を増加させたため、前年同期比で増加した。

営業外費用に連結子会社のジー・トレーディングにおいて発生した為替差損2億6200万円を計上。固定資産除却損6億6000万円など特別損失11億9200万円を計上した。

通期の業績予想は、売上高1500億円、営業利益80億円、経常利益77億円、当期利益34億円の見通し。

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