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キリン堂/出店攻勢と店舗整理を同時進行、売上高は0.1%減と横ばい

2008年12月25日 / 決算

キリン堂が12月25日に発表した2009年2月期第3四半期決算によると、売上高は790億9100万円(前期比0.1%減)、営業利益10億8500万円(18.7%減)、経常利益12億5500万円(16.7%減)、当期利益3億3400万円(24.3%減)と減収減益となった。

事業別の動向では、小売事業で関西地域のドミナント化推進のためスーパードラッグストアとして、5月のPH天理店など大阪府5店舗、兵庫県2店舗のほか、奈良県、滋賀県、三重県に各1店舗を出店。石川県、香川県も含め計14店舗の新規出店を行った。

小型店は4月に表参道店、11月に「Cosme de lu-up江坂西店」を出店し、計16店舗を出店。既存店の活性化対策では、加古川粟津店など13店舗と連結子会社6店舗の計19店舗で改装を実施した。一方、同期までにスーパードラッグストア2店舗、小型店・その他1店舗ずつの計4店舗を閉店した。

子会社もスーパードラッグストア3店舗、小型店1店舗を閉店している、これで期末店舗数は計312店舗となった。なお、検討を進めていたアライドハーツ・ホールディングスとの経営統合は、12月に検討を中止した。

通期の業績予測は、事業環境の悪化を予想し現状では9月25日時点の発表を据え置くものの、必要が生じた場合修正・開示するとしている。現状では、売上高1094億8000万円(3.2%増)、営業利益27億円(16.3%増)、経常利益29億2000万円(15.4%増)、当期利益9億5000万円(18.1%増)を予測している。

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