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キリン堂/2009年2月期、小売事業売上高は0.5%増の1064億円

2009年04月01日 / 決算

キリン堂が3月31日に発表した2009年2月期決算によると、売上高は1066億9500万円(前年同期比0.6%増)、営業利益17億8100万円(23.3%減)、経常利益20億3000万円(19.7%減)、当期利益5億円(37.8%減)と減益となった。

同期の小売事業は、関西地域のドミナント化推進のため、昨年5月のPH天理店を含め大阪府に7店舗、兵庫県に2店舗など計17店舗を出店した。小型店では、4月に表参道店、11月にCosme de lu-up江坂西店を出店。11月には連結子会社のニッショードラッグが、グループ入りしてから宝塚東店を初出店した。グループとしての出店数はこれを含めると20店舗となる。

既存店の活性化策では、単体で加古川粟津店など15店舗、連結子会社が7店舗の計22店舗で改装を実施した。また単体でスーパードラッグストア2店舗、小型店4店舗、その他1店舗の計7店舗、連結子会社がスーパードラッグストア7店舗、小型店1店舗の計8店舗を閉店。期末グループ店舗数は309店舗となった。売上高は1064億8300万円(0.5%増)と横ばいで推移。製造卸売事業は販売促進に注力し、売上高は2億1100万円(8.0%増)と増加した。

来期は化粧品とプライベートブランド商品の販売強化、ニッショードラッグとのグループシナジー効果を最大限に発揮させるなどで売上高1122億円(5.2%増)、営業利益24億円(34.8%増)、経常利益26億円(28.0%増)、当期利益2億5000万円(50.0%減)と増収増益の見通し。

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