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コジマ/全分野で販売減少、売上高8.1%減、当期損失126億円

2009年05月15日 / 決算

コジマが5月15日に発表した2009年3月期決算によると、売上高は4598億4000万円(前年同期比8.1%減)、営業損失108億5300万円(前期は77億2800万円の営業損失)、経常損失51億3000万円(32億7700万円の経常損失)、当期損失126億7600万円(24億1100万円の当期損失)となった。

新規需要が見込まれるウルトラモバイルパソコン品揃えを充実し、その掘り起こしを展開。地デジチューナー搭載商品への早期買い替え促進の一環として全店に「地デジ相談コーナー」を設置するなど、顧客視点の商品強化に努めた。また、顧客の省エネニーズに呼応した白物商品の提案や高額ポイントを発行するなど。時機に応じた販促にも努め、店舗リニューアルによる既存店活性化にも注力した。

部門別の売上高は、家電品販売業部門では売上高4576億7900万円(8.1%減)となり、内訳は映像商品が1305億4300万円(1.7%減)、音響商品が217億4300万円(11.1%減)、季節商品が509億8300万円(5.6%減)、新家電用品が1107億8600万円(15.7%減)、家事商品が369億900万円(8.6%減)、調理器具が541億9700万円(3.3%減)、おしゃれ・健康器具が193億5000万円(15.0%減)、最寄品が90億5500万円(2.8%減)、その他が241億900万円(11.0%減)。

店舗では、引き続き大型店舗の設置を行い小型店舗中心の統廃合を推進し、新店舗では埼玉県所沢市のNEW所沢店など計9店舗を開設し、狭山店など計17店舗を閉店したため、期末店舗数は222店舗。

来期は仕入調達力の一層の強化を図り、販売施策との連携を深めて収益力と在庫効率の向上を推進し、売上高4258億500万円(7.4%減)、営業損失24億5400万円、経常利益31億1500万円、当期利益17億1000万円の見通し。

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