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コーナン商事/取引先破綻など響き下方修正、中間期当期利益21%減

2008年10月07日 / 決算

コーナン商事は10月6日、4月11日に発表した2009年2月期中間期・通期の業績予測を修正した。春先に売上高が低迷し計画を4億円程度下回ること、新店用地の取得などで租税公課が増加し、取引先の破綻で貸倒引当金繰入が発生したことなどによる経費増が主な原因。輸入予約関連で為替差損が増加し、計画を約3億円下回る。当期利益も、閉店等損失引当金を特別損失として計上するため、計画を5億円程度下回るため修正を余儀なくされた。

通期の業績予測では、当初下期に開店予定の4店舗中3店舗の開店が新年度に後ろ倒しになるため売上高を19億円下方修正した。反面営業利益は、粗利益率の改善が順調に進んでいること等から、6 億円上方修正した。経常利益は、輸入予約関連の為替差損の発生を見込み、前回同様95億円と予想。当期利益は特別損失計上で5億円下方修正した。

これらを勘案した修正予測は、中間期売上高1470億5200万円(0.3%減)、営業利益68億8000万円(3.0%減)、経常利益53億6900万円(5.3%減)、当期利益20億6100万円(21.0%減)とした。通期予測は売上高2881億円(0.7%減)、営業利益124億7000万円(5.1%増)、当期利益41億円(10.9%減)に修正した。

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