流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





サンドラッグ/売上高8.1%増、営業利益9.9%増

2010年02月09日 / 決算

サンドラッグが2月9日に発表した2010年3月期第第3四半期決算によると、売上高は1907億6000万円(前年同期比8.1%増)、営業利益119億9100万円(9.9%増)、経常利益123億4100万円(11.0%増)、当期利益71億4100万円(11.6%増)となった。

第3四半期の売上面は、新型インフルエンザの感染拡大に伴い関連商品の販売が増加。上期までは既存店売上高が堅調に推移したが、第3四半期から天候不順や風邪薬など季節商品の販売が振るわず、既存店売上高は弱含みとなった。損益面では、販売価格や販促の見直しによる粗利益の確保に取組み、経費の削減にも努めた。

店舗面では、直営店を地区別に東北地区に5店舗、関東地区に17店舗、信越地区に1店舗、など全国に計40店を開設。子会社の星光堂薬局でも2店舗、サンドラッグファーマシーズで調剤薬局4店舗を開設した。フランチャイズ店では、8店舗の新規契約と4店舗の解約を実施。12月に九州地区、沖縄地区、中国地区などで、ディスカウントストア135店舗を展開するダイレックスの全株式を取得し子会社化した。

既存店では、直営店で2店舗のスクラップ・アンド・ビルドを実施し、5店舗を閉店。40店舗を改装し、子会社も含めた期末グループ店舗数は、直営店434店舗、子会社の星光堂薬局50店舗、サンドラッグファーマシーズ(調剤薬局)21店舗、ダイレックス(ディスカウントストア)135店舗、フランチャイズ店118店舗となり、計758店舗体制となった

通期は売上高2858億4000万円(22.9%増)、営業利益162億円(9.2%増)、経常利益166億5000万円(10.1%増)、当期利益96億円(7.6%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧