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サンマルクHD/出店経費かさみ当期利益10.3%減

2009年02月09日 / 決算

サンマルクカフェを展開するサンマルクホールディングスが2月6日に発表した2009年3月期第3四半期決算によると、売上高は272億4100万円(前年同期比10.3%増)、営業利益44億9400万円(4.5%減)、経常利益44億9400万円(4.6%減)、当期利益22億9600万円(10.5%減)の増収減益となった。

部門別の成績は、サンマルク事業部門の売上高が33億7200万円、営業利益は12億2900万円。サンマルクカフェ事業部門の売上高は114億600万円、営業利益は19億1400万円で、函館市場事業部門の売上高は25億9500万円、営業利益6億8500万円。バケット事業部門の売上高は32億4200万円、営業利益は4億8100万円、鎌倉パスタ事業部門の売上高は47億2800万円、営業利益は7億9400万円となった。

サンマルクチャイナ事業部門の売上高は10億9800万円、営業利益は1億300万円。事業統括管理部門の売上高は7億9600万円、営業損失は7億1300万円だった。

出退店状況は、ベーカリーレストラン・サンマルクを直営4店舗、フランチャイズ1店舗の計5店舗、サンマルクカフェは直営29店舗、フランチャイズ2店舗の計31店舗を出店した。このほかの業態では、すし処函館市場を直営4店舗、フランチャイズ2店舗の計6店舗、テイクアウト業態の函館市場すし直営1店舗を出店。ベーカリーレストラン・バケットは直営5店舗、生麺工房鎌倉パスタは直営18店舗、広東炒飯店は直営11店舗をそれぞれ出店している。

さらに、実験中の表参道茶寮を直営1店舗、神戸元町ドリアは直営12店舗、倉式珈琲店は直営3店舗を出店し、全業態の期末店舗数は直営店427店舗、フランチャイズ店156店舗の583店舗体制となった。

これらの出店攻勢と、大型ショッピングセンターなどへのグループの多業態出店が重なり、過去最多の直営出店数となったため出店開業費が膨らんだ。

通期の業績予測は売上高372億4300万円(11.5%増)、営業利益66億4800万円(1.2%増)、経常利益66億5000万円(1.5%増)、当期利益34億7600万円と増益に転じる見込み。

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