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スクロール/売上高5.7%減、営業利益3割減

2009年10月27日 / 決算

スクロールが10月27日に発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高278億500万円(前年同期比5.7%減)、営業利益11億200万円(31.2%減)、経常利益12億1800万円(30.1%減)、当期利益11億3000万円(0.3%減)となった。

消費不振等の影響により連結売上高は5.7%減。利益面では、社名変更にかかわるPRなどの費用、生協販売におけるカタログ増刷費用、BCP(災害時事業継続計画)関連投資にかかわる減価償却費用などの増加があったため、「プロジェクト50」による経費削減、原価改善、確定拠出型企業年金制度へ移行したことによる退職給付費用の減少等により補ったが減益となった。

主力の通信販売事業をみると、売上高は240億8900万円(6.4%減)となり、営業利益は5億9700万円(41.9%減)となった。

ソリューション事業では、10月1日付の「株式会社スクロール360」への社名変更を契機とし、9月25日に竣工した新ソリューションセンター(静岡県磐田市)における出荷代行サービスの営業拡大や、ECサイト構築からバックヤード機能までをフルサポートする「Xspeecs(クロススピークス)」システムの開発(11月から提供開始)、クライアントの在庫処分機能をもつアウトレットサイト「Happy Basket(ハッピーバスケット)」の導入によりクライアント企業の新規開拓を推進している。売上高は29億9800万円(3.3%増)、営業利益は1億5700万円(32.3%減)だった。

通期の業績予想は、売上高573億円、営業利益15億円、経常利益17億円、当期利益12億円の見通し。

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