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スターバックス/収益改善効果で営業利益44.2%増

2009年11月10日 / 決算

スターバックスコーヒージャパンが11月10日発表した2010年3月期第2四半期業績によると、売上高485億4400万円(前年同期比1.2%増)、営業利益40億9700万円(44.2%増)、経常利益42億2400万円(42.3%増)、当期利益20億9400万円(35.5%増)となった。

店舗展開では、立地ポートフォリオの最適化や空間デザインの質に焦点をあて、コーヒーの専門性を際立たせた「新宿マルイ本館2階店」や、新たなデスティネーションストアの「恵比寿ガーデンプレイス店」を出店した。23店舗の新規出店(うちライセンス3店舗)、2店舗の退店を行った結果、店舗数は875店舗(うちライセンス31店舗)となった。

取引件数の伸び悩みが続いたことにより、既存店売上高は6.5%減だったが、新規出店により全体では増収となった。売上総利益は355億5700万円(5.2%増)と、17億4200万円の増益となり、売上総利益率は73.2%(2.7ポイント増)となった。昨年来取り組んできた原材料価格の低減施策や品ぞろえ最適化などの、収益改善効果が大きく現れたことによるもの。

通期の業績予想は、売上高946億円、営業利益54億5000万円、経常利益56億円、当期利益27億円の見通し。

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