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ゼンショー/積極出店で売上増、売上高1495億円

2008年11月14日 / 決算

ゼンショーが11月12日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は1495億200万円(前期比8.1%増)、営業利益44億3600万円(47.3%減)、経常利益37億2000万円(56.6%減)、当期利益26億1000万円(7.7%減)と売上高は前年を上回ったが減益となった。

事業別の概況では牛丼カテゴリーの店舗数が132店舗出店、1店舗の退店で計1466店舗となった。内訳はすき家1087店舗、なか卯379店舗(うちフランチャイズ62店舗)。第2四半期は、品質管理の強化とサービス水準の向上を推進し、ブランド力の向上を図った。なか卯は、新規出店で業容を拡大しつつ、安全でおいしい商品の提供と季節限定新商品の投入に注力した。8月にはアニメヒーローを使用した集客キャンペーンを実施。売上高は553億8600万円を記録した。

ファミリーレストランカテゴリーの店舗数は51店舗出店、7店舗の退店で計1283店舗となった。第2四半期はサンデーサン業態からココス業態への業態転換を25店舗で実施。この結果、ココスジャパン連結543店舗(うちライセンシー82店舗)、サンデーサン251店舗、ビッグボーイジャパン281店舗、カタリーナ・レストラン・グループ198店舗(うちフランチャイズ24店舗)となっている。ファミリーレストランカテゴリーの売上高は687億2800万円。10月には華屋与兵衛の首都圏の169店舗、華の家2店舗を展開する華屋与兵衛の株式を過半数取得した。

ファストフードカテゴリーは9店舗出店、13店舗の退店で期末店舗数は299店舗となった。内訳は大和フーヅ102店舗、GMフーズ111店舗、日本ウェンディーズ67店舗、はま寿司19店舗。売上高は117億8600万円。焼肉カテゴリーの店舗数は、2店舗の出店で102店舗となった。内訳はぎゅあん66店舗、宝島36店舗。焼肉カテゴリーの売上高は56億8600万円となった

通期は業績予測を修正していない。予測売上高は3196億5200万円(13.2%増)、営業利益96億1100万円(37.1%減)、経常利益81億1700万円(42.8%減)、当期利益30億4700万円(41.4%減)と減益を見込む。

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