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大庄/9~2月は既存店苦戦で営業損失5億円

2011年04月15日 / 決算

大庄が4月14日に発表した2011年8月期第2四半期決算によると、売上高405億5600万円(前年同期比3.7%減)、営業損失5億7500万円(前期は7億6200万円の営業損失)、経常損失6億6200万円(3億4000万円の経常損失)、当期損失17億3600万円(4億8200万円の当期損失)となった。
飲食店事業の売上高は359億円(4.2%減)となった。既存店売上高が3.4%減と苦戦した。売り物を強調したグランドメニューの改訂、催事イベントや特別宴会コースなどの企画販売の強化、モバイル媒体を活用した営業活動の推進、パート・アルバイト研修の導入をした。
仕入原価の低減や人件費管理の徹底、店舗家賃の引き下げ交渉の強化、販売促進費の効率的使用に取り組んだ。グループで3店を出店、店舗改装を30店、閉店を24店で実施した。
卸売事業の売上高は19億900万円(9.9%減)だった。鮮魚卸売子会社の売上不振が影響した。
通期の業績予想は、東日本大震災の影響で未定としている。

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