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マックスバリュ北海道/第3四半期決算、当期損失12億円

2009年12月14日 / 決算

マックスバリュ北海道が12月14日に発表した2010年1月期第3四半期決算によると、売上高は574億6200万円(前年同期比0.7%増)、営業損失5億2800万円(前期は2億3800万円の営業損失)、経常損失4億9900万円(1億9800万円の経常損失)、当期損失12億2800万円(2億4100万円の当期利益)となった。

第3四半期は火曜市などの恒例催事やプライベートブランド「ベストプライスbyトップバリュ」を強化したほか、7店舗で既存店舗の活性化策を実施。店舗規模に応じたモデル店を作り、惣菜部門のモデル店舗作りにも取組んだ。8月26日には機構改革を実施し、道内の各地域にエリアバイヤーを配置。地域特性に応じて品揃えを見直し、現場指導の担当者35名を配置した。

これらの施策で一人当たり買上点数は改善傾向になり、1品単価が低下傾向にあるものの、客単価の下落には歯止めがかかりつつある。既存店売上高も7.1%減と底打ちし、売上総利益率も23.3%と第2四半期から0.6ポイント改善した。また、販売管理費も7億7600万円削減した。一方、一部店舗の固定資産の減損処理で4億2600万円の減損損失を計上し利益面に影響した。

通期は売上高830億円(7.2%増)、営業利益5億円(197.5%増)、経常利益5億円(134.6%増)、当期利益1億円(62.2%減)を見込んでいる。

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