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ドトール・日レス/第3四半期決算、レストラン部門が不振、売上高4%減

2009年01月16日 / 決算

ドトール・日レスホールディングスが1月15日に発表した2009年2月期第3四半期決算によると、売上高は792億600万円(前年同期比4.0%減)、営業利益72億7700万円(4.1%減)、経常利益75億6500万円(4.3%減)、当期利益48億5100万円(13.8%増)の減収減益となった。

部門別の概況では小売事業 レストラン部門の日本レストランシステムグループで、商品価値の向上に注力。新メニュー開発を行う他、紅茶専門店「ザ・ダージリン」、クイックパスタの「PASTA-YA」の新業態を開発した。既存店売上高は、ロードサイド店舗の来客数が伸び悩み、前年を下回った。

店舗展開面では、「俵屋じゅう兵衛」や「麦とオリーブ」をロードサイド型店舗として初出店し、立地を厳選して33店舗を新規出店。並行して、家主の事情などで8店舗を閉店、8店舗を業態変更した。

喫茶部門、卸売事業、その他事業では、ドトールコーヒーグループが創業以来の定番メニュー「ジャーマンドッグ」をリニューアルしたほか、エクセルシオール カフェのモーニングセット刷新などを実施した。またパン類のヘルシーメニューの開発効果で、既存店売上は前年を上回った。一般卸売上は、ドリップやコーヒー原料の販路拡大に注力したほか、コンビニ向けチルド飲料の新商品を積極的に展開し、前年を大きく上回った。

通期の業績予測は売上高1045億円(3.1%増)、営業利益97億7500万円(2.3%減)、経常利益101億6200万円(2.6%減)、当期利益56億1700万円(3.0%増)と増収減益の見込み。

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