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ドトール・日レスHD/売上高3.9%減、営業利益6.1%減

2009年07月15日 / 決算

ドトール・日レスホールディングスが7月15日に発表した2010年2月期第1四半期決算は、売上高253億7100万円(前年同期比3.9%減)、営業利益24億4600万円(6.1%減)、経常利益25億5100万円(6.3%減)、当期利益10億7500万円(29.7%減)となった。

小売事業の部門別概況は、新メニューの開発のほか、「そば&パスタ 矢萩」の新業態を開発。ハンバーグメニュー中心の俵屋のチェーン展開を進めたが、ロードサイド店舗の来客数が伸び悩んだ事や新型インフルエンザの影響も重なり、既存店売上高は前年を下回った。

店舗展開では6店舗を出店する一方、顧客の嗜好に合わせて俵屋等に7店舗を業態を変更した。レストラン部門の売上高は75億1700万円、営業利益は13億6200万円となった。

喫茶部門の商品面では、ドトールコーヒーショップの定番商品を強化し、エクセルシオール カフェでリニューアルを行ったモーニングセットが好評で客数の改善につながった。反面、昨年行った不採算店の閉鎖などにより店舗数が期末比で12店舗減少し、既存店の苦戦も重なり、売上高は前年を下回った。喫茶部門の売上高は72億8700万円、営業利益は5億8700万円となった。

卸売事業は一般卸売上で、ドリップやコーヒー原料の販路拡大を積み重ね、コンビニ向けチルド飲料の新商品をコンスタントに発売したため、売上高は前年を上回った。売上高は102億5600万円、営業利益は18億300万円となった。

通期は売上高1064億9000万円(2.4%増)、営業利益107億3400万円(13.8%増)、経常利益110億5900万円(12.3%増)、当期利益55億1900万円(36.7%増)を見込んでいる。

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