流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





ドトール・日レスHD/売上高3.6%減、当期利益30%減

2009年10月15日 / 決算

ドトール・日レスホールディングスが10月15日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は517億9400万円(前年同期比3.6%減)、営業利益50億5100万円(4.5%減)、経常利益52億4800万円(4.7%減)、当期利益25億1400万円(30.5%減)となった。

レストラン部門で、消費者の低価格志向や生活防衛意識の高まりを背景に、一部の地域やロードサイド店舗を中心に来店客数が伸び悩み、既存店売上高は前年を下回った。

店舗展開では14店舗を出店、顧客の嗜好に合わせて「洋麺屋五右衛門」やTAWARA-YA 俵屋などに14店舗の業態変更を実施し、小売事業のレストラン部門売上高は149億5000万円、営業利益は26億6900万円となった。

喫茶部門は、昨年来の効率化に伴う店舗の減少と景況感の悪化も重なり、既存店の来店客数が伸び悩み、喫茶部門の売上高は146億9600万円、営業利益は13億500円となった。

卸売事業は、一般卸売上で引き続きドリップやコーヒー原料の販路拡大に努め、顧客の嗜好に合わせたチルド飲料の新商品を販売するなど、消費環境が厳しい中でも売上高は前年を上回った。

また、韓国の乳業メーカーであるソウル牛乳協同組合と業務提携し、韓国国内でコーヒー飲料事業の展開を図ることとなった。8月1日からチルドPET飲料も販売し、顧客からの支持で計画以上の売上を達成。卸売事業の売上高は216億2200万円、営業利益は37億6300万円となった。

通期は売上高1064億9000万円(2.4%増)、営業利益107億3400万円(13.8%増)、経常利益110億5900万円(12.3%増)、当期利益55億1900万円(36.7%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧