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ハリマ共和物産/物流関連事業の効率改善が奏功し、当期利益は43%増

2008年11月11日 / 決算

ハリマ共和物産が11月10日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、5月15日に公表した業績予測の修正を行い、修正後の売上高は167億3200万円(前年同期比0.6%減)、営業利益は5億8200万円(38.2%増)、経常利益8億300万円(35.6%増)、当期利益は4億5000万円(43.3%増)と増益となった。

修正理由は、卸事業での利益率が改善するとともに、物流関連事業での効率改善の取り組みが予想以上に進んだためで、業績を上方修正した。

セグメント別の状況をみると、卸売事業では、中部東海地方をはじめとした商圏の広域化と新規顧客獲得に注力したが、小売店の再編の影響を大きく受け、売上高は142億2900万円。

物流関連事業では、新規受託物流業務は微増にとどまったが、既存受託物流業務の取扱物量が安定的に増加し、売上高は24億9300万円。

通期の見通しについても修正を行い、修正後の売上高は318億円(前回予想比0.3%増)、営業利益は10億円(4.2%増)、経常利益は14億円(9.4%増)、当期利益は8億3000万円(20.3%増)を見込んでいる。

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