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ファミリーマート/taspo導入で客数増加、当期利益12.1%増

2008年10月10日 / 決算

ファミリマートが10月9日に発表した2009年2月期中間決算は、売上高1470億2000万円(前年比9.0%減)、経常利益は231億1700万円(16.6%増)、当期利益は117億4500万円(12.1%増)と減収増益となった。

taspoの導入に伴い、従来の自動販売機利用者が対面販売での購買に移行したことから、煙草購買客が流入した。

コンビニエンスストア事業では、オリジナル商品の開発に努め、品質の向上と品ぞろえの差別化を図り、地域への嗜好性への対応や地産地消の深耕を図り、地域ごとの商品開発に力を入れ、中食商品が好調を維持し、店舗展開では、四国で200店舗を達成した。

新規店では、268店舗を出店し、一方で174店舗を閉鎖し、店舗数は6792店舗となり、国内エリアフランチャイザー3社を含めた総店舗数は7295店舗。

コンビニエンスストア事業としてチェーン全店の売上高は6968億100万円(10.1%増)、持分法適用関連会社を含めたグループチェーン全体では8365億3700万円(8.1%増)。

また、コンビニエンスストア事業の売上総収入は、1440億9700万円(9.8%増)、営業利益は232億6300万円(14.9%増)。

通期の見通しでは、三大都市圏や地方中心都市を中心とした全国47都道府県におけるドミナントの維持と拡大、ニューマーケットへの出店などに取り組み、売上高は2883億円、経常利益は393億円、当期利益は187億円。

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