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一六堂/M&A効果で売上高増、前期比28.2%増

2008年10月10日 / 決算

首都圏で居酒屋チェーンなどを運営する一六堂は10月9日、2009年2月期の中間期決算を発表した。売上高は41億9500万円(前期比28.2%増)、営業利益2億4300万円(5.9%減)、経常利益2億8500万円(2.9%増)、当期利益3億1300万円(176.6%増)と増収増益となった。

同期は、3月に全株式を取得したデイ・マックス、エム・ジェイが運営する店舗の業態替え等のリニューアルに注力。7店舗がリニューアルオープンした。また8月にはグループの主力業態をさらにグレードアップした新店舗の銀座本店」をオープンした。

8月末現在で、改装中の店舗を除いた店舗数は62店舗となっており、9月に2店舗、10月にさらに2店舗をリニューアルオープンする。このM&A効果で売上高は増加したが、利益率は減少。同期に集中して店舗リニューアルを実施したことの販管費増加と、主力店が賃貸人都合で撤退を余儀なくされたことなどが要因という。この撤退の賠償金を特別利益として3億5000万円計上した。

通期の予測売上高は87億4000万円(25.0%増)、営業利益7億2000万円(20.9%増)、経常利益7億9500万円(27.2%増)、当期利益5億6700万円(56.7%増)とそれぞれ増収増益を見込んでいる。

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