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マルミヤストア/売上高1.4%増、営業利益0.4%減

2009年07月10日 / 決算

大分県でスーパーを展開するマルミヤストアが7月9日に発表した2009年5月期決算によると、売上高298億1900万円(前年同期比1.4%増)、営業利益4億8900万円(0.4%減)、経常利益5億8400万円(5.6%増)、当期利益3億1900万円(44.1%増)となった。

事業別の概況は、スーパーマーケット事業の売上高が236億9700万円(0.5%増)、営業利益4億1300万円(4.1%増)。営業面では、「食の安全・安心」の提供と毎日の食生活を楽しめる商品の品質・品揃えを充実させた売場作りと販売促進に努めた。

店舗面では、福岡県八女市に1店舗を出店したほか、既存店2店舗の移転オープンと3店舗の改装を実施。一方、店舗の生産性を見直し1店舗を閉店した。

また、マルミヤ水産は2007年5月21日から自社の一部の店舗でテナントとして鮮魚部門の営業を開始。自社店舗内で鮮魚店を営むテナント1社が食品衛生法違反による食中毒事故を起こしたため、再発防止策として、改めて食品衛生管理の総点検を全店で行い、特にテナントに対しては、店舗での日常的な管理体制の強化と当社内部監査室による定期的な監査体制の見直しを行った。

ディスカウントストア事業の売上高60億9000万円(7.7%増)、営業利益は6600万円(23.2%減)となった。営業面では、商品の改廃と在庫管理の徹底による粗利益率の改善に努め、店舗面では宮崎県宮崎郡に1店舗を出店した。

その他事業は売上高2600万円、営業利益900万円だった。

来期は、生鮮食料品の強化、徹底したデータ分析による顧客ニーズを捉えた商品施策、生活提案を行う売場作りによる競合スーパーとの差別化などで、売上高299億4700万円(0.4%増)、営業利益5億1700万円(5.6%増)、経常利益5億8600万円(0.2%増)、当期利益3億2000万円(0.3%増)を見込んでいる。

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