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ローソン/当期利益25.9%増、taspo導入効果などで売上高1622億円

2008年10月14日 / 決算

ローソンが10月14日に発表した2009年2月期中間期決算によると、売上高は1622億3000万円(前期比5.8%増)、営業利益291億円(14.0%増)、経常利益288億9000万円(13.2%増)、当期利益155億800万円(25.9%増)と大幅な増益となった。

出退店状況では、屋号「ローソン」、「ナチュラルローソン」、「ローソンストア100」の地域に最適なフォーマットの出店を推進。ローソンの改装フォーマット「ローソンプラス」の展開も推進した。これにより同期の出店数は231店舗(ナチュラルローソン4店舗を含む、新鮮組からの変更42店舗)、立地移転などの閉鎖店舗数が204店舗となった。

その結果、同期末店舗数は8614店舗(ナチュラルローソン92店舗、ローソンストア100は70店舗)となり27店舗増加した。中国・上海市でチェーン展開中の上海華聯羅森有限公司の店舗数は6月30日現在で285店舗。関連会社の九九プラスが展開する「SHOP99」は847店舗となっている。

同期の増収はtaspoの導入効果など加盟店からの収入増や、子会社のローソン・エイティエム・ネットワークスのATM手数料収入増加などによるもので、営業利益は販売促進活動の強化で販売費・般管理費が43億7200万円増加したものの、営業総利益が79億5100万円増加したことなどで増益を確保した。税金等調整前の当期利益は、特別損失の減少などで43億8500万円の増益となった。

通期は既存店活性化策により、客数の増大や新店の質の向上による閉店店舗抑制など5つの経営施策を継続。通期の予測業績は、売上高3520億円(16.9%増)、営業利益480億円(3.0%増)、経常利益472億円(2.1%増)、当期利益は239億円(8.1%増)と引き続き増収増益を見込む。

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