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三陽商会/商品企画や販路など見直すも営業損失32億4800万円

2009年07月30日 / 決算

三陽商会が7月30日に発表した2009年12月期第2四半期決算によると、売上高は531億4000万円(前年同期比15.7%減)、営業損失32億4800万円(前期は16億5800万円の営業利益)、経常損失32億5100万円(18億2900万円の経常利益)、当期損失20億3600万円(4億6100万円の当期損失)となった。

従来からの方針に基づき積極的な営業活動を展開すると同時に、商品企画、販路の見直しや柔軟な生産調整など、環境変化に対応した経営に注力した。昨年5月には、分散していた本社事務所機能を新本店所在地に統合し、業務効率化を追求するとともに、発展に向けて今期新たに「中期経営ビジョン2009(HAPPY創造企業をめざして)」を策定し、業績の向上に努めたが、減収減益となった。

通期は景気、消費の先行きには不透明感が強く、個人消費の冷え込みなど厳しい状況が続くとして、業績予測を修正。売上高は1200億円(9.8%減)だが、営業利益、経常利益、当期利益とも0円としてる。

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