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丸栄/百貨店事業は売上高5.6%減、運送業は3.0%増

2009年04月23日 / 決算

丸栄が4月23日に発表した2009年2月期決算によると、売上高は480億5900万円(前年同期比5.3%減)、営業利益7億7600万円(43.0%減)、経常利益5億5000万円(11.1%減)、当期利益1億4300万円(84.1%減)となった。

事業別の概況は、主力の百貨店業で、食料品とヤング・ニューキャリア婦人衣料を中心に引き続きリニューアルを実施し、「ロデオクラウンズ」「マウジーエクストリーム」など、話題性のあるショップの導入を図った。さらに会社設立65周年で「いままでも これからも。65thANNIVERSARY」をキャッチフレーズに全館的な記念催事やイベントを展開。

売上高の向上と集客力の強化に努めた。また、レジ袋の削減やゴミの分別・少量化など、ISO14001取得企業として、営業活動を通した環境への取組も推進した。

一方、豊橋丸栄では、婦人関連や貴金属・美術のフロアをリニューアルし、地域性を意識した催事を開催した。1階メインフロアに「コーチ」を新規導入したことは豊橋地域での競合店との差別化や存在感のアップに繋がり、新たな顧客の獲得による店全体の活性化に寄与したと評価。百貨店業の売上高は429億9400万円(5.6%減)、営業損失2億900万円(と厳しい結果となった。

不動産賃貸業の実績は売上高は23億5400万円(10.3%減)、営業利益5億7200万円(22.7%減)と大きく減少。

運送業は、激しい競合の中、営業活動を積極化させ、売上高は12億200万円(3.0%増)、営業利益は3900万円(0.7%減)となった。

次期は継続的な売場活性化に向けた取組や日常サービスの充実、店舗環境の整備・強化などの施策を行うが、売上高456億円(5.1%減)、営業利益7億5000万円(3.4%増)、経常利益3億4000万円(38.3%減)、当期利益1億2000万円(16.2%減)の見通し。

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