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九九プラス/売上高12%増、営業利益11億円

2009年11月10日 / 決算

九九プラスが11月10日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は760億7300万円(前年同期比12.1%増)、営業利益11億7800万円(前期は3億5600万円の営業損失)、経常利益12億2800万円(3億2300万円の経常損失)、当期利益14億4700万円(6億9900万円の当期損失)となった。

第2四半期の商品施策は、自主企画商品「バリューライン」の開発を加速化させ、大手メーカーとの取組を柱に新機軸商品などの開発や新包装の投入を進めた。また、米飯商品の強化や総菜メニューの拡大、オリジナル商品と週替わり商品の開発を進めた。これらの商品施策で店舗の集客力を高め、売上高アップに繋げた。

店舗運営では、接客の追求やクリンリネスの徹底など顧客満足度の向上に努め、販売データの検証などで商品の発注精度を向上させ荒利益の向上に努めた。また、214店の「SHOP99」を「ローソンストア100」へ転換し、9月末現在で新店を含めたローソンストア100は744店(総店舗数の79%)となった。

店舗展開では吸収合併したバリューローソンからの70店が加わり、並行して首都圏、関西圏、中京圏の3大商圏を中心に直営45店を出店。一方で34店を閉鎖した。7月からスタートした新フランチャイズチェーンパッケージによるフランチャイズ店展開は、9月末現在で15店となり順調に進捗している。9月末の総店舗数は937店(直営820店、FC117店)となった。

業績面では、5月以降バリューローソンとの合併効果が収益に寄与し、ローソンとの商品共同開発・仕入推進による原価抑制やバリューラインの好調などで、売上高と総利益率が向上。構造改革で店舗の作業効率が改善し、販売費・一般管理費が軽減した。

通期は売上高1379億円、営業利益17億7000万円、経常利益18億2000万円、当期利益16億5000万円を見込んでいる。

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