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大田花き/売上高2%減、営業利益3倍

2009年08月15日 / 決算

大田花きが8月13日に発表した2010年3月期第1四半期決算は、売上高が61億4300万円(前年同期比2.0%減)、営業利益7100万円(3倍)、経常利益8500万円(2倍)、当期利益5100万円(25.6%増)となった。

業務需要(ホテル、レストラン、イベント装飾関連)が各社とも新年度になった4月から大幅に予算が削減されたことにより減少したため、需要の堅調な結婚式と低価格化が進む葬儀需要に力を入れた。

高品質な切花、大きな切枝、ランの鉢などの市況は弱保合の安値が続き、市況が軟調な商品でも動きのあるものを中心に高級花材を専門店を通じ、結婚式、葬儀、個人へのプレゼント需要、家庭用にと営業を強化した。6月、昨年から続く取扱金額のマイナスにストップが掛かった。

地方市場との連携を強化するとともに、在宅セリシステムを使い休眠買参人の掘り起こしを行った。

通期は、売上高276億円(3.2%増)、営業利益2億8000万円(62.9%増)、経常利益2億9400万円(33.6%増)、当期利益1億7100万円(59.2%増)を見込んでいる。

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