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文教堂グループHD/閉店前倒しなどで、当期損失13億6700万円

2009年07月14日 / 決算

文教堂グループホールディングスが7月14日に発表した2009年8月期第3四半期決算は、売上高356億5000万円(前年同期比8.8%減)、営業損失1億4000万円(前期は1億9100万円の営業利益)、経常損失2億8300万円(4900万円の経常利益)、当期損失13億6700万円(2億8200万円の当期利益)となった。

グループの収益悪化の大きな要因となっている売場面積や立地条件など時代のニーズに合わなくなっている単独郊外型店舗を閉店。閉店に伴う人員削減及び店舗運営の効率化での適正な人員規模を検討し、希望退職者の募集を行い人員体制の合理化に着手した。

店舗状況は、すすき野とうきゅう店、岩槻店、ららぽーと横浜店(ホビー業態)、東小金井店、さっぽろ駅店、水戸店の6店舗を出店する一方、当初計画していた2009年8月期中の不採算店舗の閉店を第2四半期連結累計期間中に前倒しして実施。直営店27店舗とフランチャイズ店3店舗を閉店した。

利益面では不採算店舗の閉店を前倒ししたことによる売上高の減少と、閉店店舗の固定資産除却損3億6500万円、賃貸借契約解約損6億2000万円の計上、希望退職者の募集に伴う特別退職金5200万円、減損損失1億5100万円を計上したことなどで損失となった。

通期は売上高473億5000万円(7.5%減)、営業利益2億8000万円(213.8%増)、経常利益8000万円、当期損失10億3000万円を見込んでいる。

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