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松屋/当期利益46.7%減、銀座本店で食品部門改装を継続

2008年10月14日 / 決算

松屋が10月14日に発表した2009年2月期中間決算は、売上高452億4200万円(前年比4.9%減)、経常利益3億3300万円(62.4%減)、当期利益2億2100万円(46.7%減)と減収減益となった。

百貨店事業では、銀座本店で食品部門の改装を継続し、独自性のある品ぞろえ実現のための「先行・限定・スタンダード・オリジナル」を切り口とした商品「リコメンドM」の充実を図り、顧客対策としては、一般顧客をロイヤルカスタマーにランクアップする施策を進めた。

浅草支店では、商圏顧客ニーズにマッチした食品部門の強化と雑貨、婦人衣料売場の整備を行った。

また、昨年4月に顧客の固定化と新規顧客の拡大を目的に新たなクレジットカードとして「松屋カード」を発行し、5万件の会員を集め、売上高は380億4500万円(4.0%減)となった。

通期の見通しでは、銀座本店でリビング部門を見直し、買いまわり性や回遊性の向上に努め、売上高は945億円、経常利益は11億円、当期利益は3億5000万円を見込んでいる。

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