流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





横浜丸魚/物流事業などが足を引っ張り、営業損失2億4300万円

2008年11月09日 / 決算

横浜市の水産卸業、横浜丸魚が11月7日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は393億1300万円(前期比8.9%減)、営業損失2億4300万円(前期は1億2200万円の営業利益)、経常損失7400万円(4200万円の経常利益)、当期損失4200万円(400万円の当期利益)と赤字転落となった。

事業物の概況は、主力の水産物卸売事業で冷凍品、ウナギの販売量減少などで売上高は315億1800万円(8.8%減)、営業損失も1億9000万円(営業損失6500万円)の減益を記録した。水産物販売事業は、消費低迷や食品問題で量販店向けの販売量が減少。売上高76億4100万円(8.4%減)、営業損失7500万円(営業損失8800万円)と営業体制見直しの効果が出始めた。不動産等賃貸事業は、施設の遊休化などで売上高1400万円(28.7%減)、営業利益も1700万円(23.3%減)の大幅減となった。

その他、水産物運送事業は荷役業務廃止で売上高は1億3800万円(34.8%減)、営業利益も200万円(60.8%減)と業務改善効果があまり現れず減収減益となった。通期も低空飛行が続き、売上高830億円、営業損失2億5000万円、経常利益5000万円、当期利益1億円と本格的な回復にはまだ時間が掛かる模様。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧