大都魚類/冷凍マグロ販売不振などで減収減益、営業利益59%減
2008年11月09日 / 決算
大都魚類が11月7日に発表した2009年3月期第2四半期決算によると、売上高は764億6200万円(前期比9.1%減)、営業利益7200万円(59.4%減)、経常利益4800万円(77.5%減)、当期利益1100万円(85.8%増)と大幅減益となった。
第二四半期は、冷凍魚など水産物の価格下落で売上総利益は40億4300万円、販売費・一般管理費は39億7000万円となった。水産物卸売業は、消費が落ち込み売上高は697億5500万円。営業利益は冷凍マグロなどの売上総利益率低下で4500万円の営業損失となった。
不動産賃貸業は、賃貸オフィスビルの賃料収入などが好調で、売上高1億6300万円、営業利益7600万円と堅調に推移。水産物のその他事業では水産物の冷蔵、加工を主体に売上高は65億4300万円、営業利益は4000万円だった。
通期は、第2四半期連結累計期間の減収・減益が影響したため業績予想を修正した。修正後の売上高は1620億円(5.5%減)、営業利益5億円(14.5%減)、経常利益4億2000万円(23.6%減)、当期利益1億6000万円(24.1%増)と減益の幅は改善する見通し。
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