近鉄百貨店／営業利益倍に通期予想修正

2009年04月01日／決算

近鉄百貨店が4月1日に発表した2009年2月期通期連結業績予想修正によると、売上高2800億円（前回予想比1.1％減）、営業利益4億円（100.0％増）、経常利益8億9000万円（78.0％増）、当期利益2億6000万円（13.3％減）となった。

2月に清算した子会社のボナビについて、商品売却損と債権回収コストなどを事業損失として特別損失に計上した。阿倍野店が入居する阿倍野橋ターミナルビル旧館建物の撤去工事の際の補償金28億9900万円を特別利益に計上。一方、特別退職金10億8200万円、店舗建替え損失引当金繰入額4億2300万円をそれぞれ特別損失として計上する。