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近鉄百貨店／営業損失24億円

2010年01月14日 ／ 決算

近鉄百貨店が1月14日に発表した2010年2月期第3四半期業績によると、売上高は2239億9900万円（前年同期比7.2％増）、営業損失24億2800万円（前期は3億8200万円の営業損失）、経常損失28億6400万円（9億3700万円の経常損失）、当期損失42億3900万円（4億2000万円の当期損失）となった。

百貨店業では、中部近鉄百貨店と和歌山近鉄百貨店の吸収合併により売上高は前年同期の実績を上回ったが、厳しい経済状況や阿倍野店建替え工事にともなう営業面積の減少で低迷。卸・小売業やその他事業でも前年同期の売上実績を確保できなかった。

人件費をはじめとする諸経費の削減に取り組んだが、収入の減少を補うことはできず、百貨店業、卸・小売業において営業損失を計上することになった。阿倍野橋ターミナルビル旧館建物の撤去工事にともなう店舗建て替え損失引当金繰入額などを特別損失に計上したほか、法人税などを加減した結果、42億3900万円の当期損失となった。

通期の業績予想は、売上高3120億円、営業損失11億円、経常損失14億円、当期損失30億円の見通し。

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