近鉄百貨店/店舗建替損失引当金繰入額の計上で当期損失28億円
2009年10月09日 / 決算
近鉄百貨店が10月9日に発表した2010年2月期第2四半期決算によると、売上高は1512億8200万円(前年同期比6.7%増)、営業損失13億8300万円(前期は4億500万円の営業利益)、経常損失16億900万円(1億2500万円の経常利益)、当期損失28億2100万円(2億2400万円の当期利益)となった。
第2四半期は阿倍野店が建替え工事で営業面積が約40%減少したこと、消費者の低価格志向が強まったこと、新型インフルエンザの流行や近畿地方での記録的な長梅雨などが重なり、売上高は当初目標を下回った。
中部近鉄百貨店と和歌山近鉄百貨店を吸収合併し、和歌山店、四日市店、名古屋店、草津店の4店舗を加えたため、売上高は前期実績を上回ったが、当初の目標に達しなかった。また、卸・小売業やその他事業も全般的な不況の影響を受けたため、目標未達となった。
利益面では、人件費など経費削減に取組んだが、収入の減少を補うには至らず、百貨店業、卸・小売業など全セグメントで営業損失を計上、これより営業外損益を加減した経常利益も損失となった。
このほか、阿部野橋ターミナルビル旧館建物の撤去工事に伴う店舗建替損失引当金繰入額を特別損失に追加計上し、法人税等調整額などを加減した結果、当期利益も損失となった。
通期は売上高3120億円(11.2%増)、営業損失11億円、経常損失14億円、当期損失30億円を見込んでいる。
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