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イオン九州/第1四半期は営業損失8億円

2010年06月28日 / 決算

イオン九州が6月28日に発表した2011年2月期第1四半期業績によると、売上高600億8200万円(前年同期比5.3%減)、営業損失8億1400万円(前期は15億9500万円の営業損失)、経常損失9億1500万円(16億2000万円の経常損失)、当期損失5億9500万円(10億3900万円の当期損失)となった。

低気温の影響を受け春物衣料や園芸関連商材が伸び悩んだことにより、既存店売上高は前年同期比4.5%減だった。売上総利益率は会社合計で26.3%となり、前年同期を0.3ポイント上回った。

経費面では、ローコスト経営の推進として、働き方などの構造改革や人員の配置見直しによる効果的な人員の活用、省エネ機器の導入や店舗維持費の見直しによる設備費の削減、効率的な販促媒体の変更などに取り組み、販売費および一般管理費で前年同期に比べ15億9000万円の削減を達成した。

第1四半期の営業損失は経費削減効果や売上総利益率の改善により前年同期から7億8000万円の改善ができたが、第1四半期は年間での売上構成が低い期間であることにより8億1400万円となった。

通期の業績は、売上高2560億円、営業利益19億円、経常利益16億円、当期利益9億7000万円の見通し。

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