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アライドハーツHD/売上3.0%減、営業利益29.1%減

2010年09月13日 / 決算

アライドハーツ・ホールディングスが9月13日に発表した2010年11月期第3四半期業績によると、売上高733億1800万円(前年同期比3.0%減)、営業利益17億900万円(29.1%減)、経常利益20億9000万円(24.8%減)、当期利益12億200万円(16.8%減)となった。

小売売上が、期初において風邪薬や関連商品の大幅な販売不振、季節品の伸び悩みなど厳しい業績となっていたが、梅雨明け以降、猛暑の影響による夏物商材の需要増で好調な業績で推移した。調剤部門においても薬価改定の影響を受けるなか、処方箋受付枚数の増加により好調に推移した。

損益面については、ポイント販促の強化による費用増加を店舗作業の効率化による人時生産性の改善や店舗設備のリースアップによる費用減で吸収できたことに加え、梅雨明け以降の売上の好転により第3四半期連結会計期間は増益となり、改善傾向が顕著となった結果、営業利益は29.1%減、経常利益は24.8%減となった。

特別損益では、固定資産売却益4000万円などの特別利益を7000万円、ココカラファイン ホールディングスとの合併に関する費用5500万円、固定資産除却損5000万円、減損損失1900万円などの特別損失を1億5100万円計上したため、最終利益は16.8%減となった。

10月1日にココカラファインホールディングスを存続会社とする合併によって解散するため、業績予想は行わない。

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