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マックスバリュ東北/3-8月の営業利益4.5倍

2010年09月27日 / 決算

マックスバリュ東北が9月27日に発表した2011年2月期第2四半期業績(非連結)によると、売上高457億7900万円(前年同期比0.4%減)、営業利益3億3100万円(352.3%増)、経常利益2億8500万円(262.9%増)、当期損失4100万円(前期は1200万円の当期利益)となった。

生活必需品を納得品質・低価格で提供する「ベストプライスbyトップバリュ」の販売強化などにより価格競争力の向上をはかり、併せてイオンの電子マネー「WAON」カードホルダー拡大による固定客づくりにも努めた。

競争店との差別化の一環として、インストアベーカリーの導入や第二類・第三類の医薬品を扱うドラッグ売場の導入など5店舗の改装投資を行った。

第2四半期累計期間の既存店売上高は0.5%減となり前年同時期の6.6%減から大きく改善した。一人当たり買上点数は2.5%増、客数は0.4%増となり、営業収益は公表予算を7億7900万円上回った。

売上総利益は、戦略的な価格政策を行い積極的な売上拡大に取り組んだ結果、0.3ポイント低下し22.9%となったが、イオン東北食品商品部と連動した地域商品の仕入力向上と商品管理力の向上、「トップバリュ」の売上拡大を進め売上総利益額の改善を進めている。

販管費は、収益性の向上のため従前よりコスト構造改革を進めており、販管費全体としては3.9%の削減となった。

通期は、売上高880億円(2.2%減)、営業利益7億円(146.3%増)、経常利益6億円(125.8%増)、当期利益8200万円(68.9%減)の見通し。 

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