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ヤマザワ/値下げで4-9月の売上高1.4%減、営業利益8.4%減

2010年10月29日 / 決算

ヤマザワが10月29日に発表した2011年3月期第2四半期決算は、売上高451億7700万円(前年同期比1.4%減)、営業利益11億500万円(8.4%減)、経常利益11億1900万円(8.1%減)、当期利益2億8600万円(52.2%減)となった。

既存店の客数は2.4%減、客単価は1.3%減、買上点数は0.6%増、商品単価は1.9%減となった。

単体の部門別売上高は、生鮮食品117億8900万円(0.5%減)、日配食品105億1000万円(2.4%増)、加工食品108億6800(4.5%減)、家庭用品22億9200万円(0.4%減)、衣料品5億7400万円(12.6%減)、その他22億4400万円(5.0%減)だった。

商品別売上総利益率は、生鮮食品28.0%(0.9p増)、日配食品29.5%(0.2p増)、加工商品19.9%(0.2p増)、家庭用品20.4(2.0p減)、衣料品31.5%(0.6p増)、その他10.0%(2.1p減)。

「生活応援セール」や「水曜均一祭」の強化を行うとともに、毎日午後2回タイムサービスを全店舗で実施し、野菜や日配品を中心に数量限定で、価格を大幅に値下げして販売した。「安さに挑戦値下げしました」と題し、利用頻度の高い商品を対象に当初200品目、その後500品目に拡大して、通常価格の値下げを実施した。

販管費は、販売費11億7900万円(8.1%減)、人件費46億6600万円(2.5%減)、設備費36億400万円(1.2%増)、管理費5億5700万円(2.8%増)、合計100億800万円(1.6%減)となった。

商品管理面では、在庫削減に取り組み、特に後方の在庫は、在庫の保管什器の台数に上限を設け、一定数以上にならないよう目に見える形で管理した。

4月に宮城県塩釜市に塩釜中の島店(ドラッグ併設)を開店し、スーパーマーケットは山形県内43店舗、宮城県内18店舗の合計61店舗となった。

通期は売上高900億円(0.4%増)、営業利益23億円(1.2%増)、経常利益23億5000万円(1.9%増)、当期利益9億5000万円(21.4%減)の見通し。

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