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松屋フーズ/4-9月、販管費改善で営業利益97.4%増

2010年10月29日 / 決算

松屋フーズが10月29日に発表した2011年3月期第2四半期決算は、売上高337億3000万円(10.6%増)、営業利益17億4500万円(97.4%増)、経常利益17億3300万円(103.5%増)、当期利益7億4000万円(112.3%増)となった。
売上高は、既存店が5.3%増と前年を上回った事に加え、前年度以降の新規出店による売上増加分が寄与したことにより増収だった。
主に「牛めし」の値引きキャンペーンを実施したことにより、売上原価率は、前年同期の32.4%から33.3%となった。
販売費及び一般管理費は、売上高に対する比率が64.7%から61.5%へ改善した。人件費の売上高に占める割合が、店舗売上高の増加と店舗における生産性向上の取り組みにより、34.1%から32.4%と改善した事や、人件費以外の経費の売上高に占める割合が、30.6%から29.1%と改善した。
売上原価と人件費の合計であるFLコスト(FOODとLABORに係るコスト)の売上高比は、66.5%から65.7%と改善した。
直営の牛めし定食店21店舗、ラーメン新業態「麺ダイニングセロリの花」3店舗の、計24店舗を出店した。一方で、直営店4店舗を閉鎖した結果、期末の店舗数はFC店と一時休業店を含め、811店舗(うちFC6店舗、海外5店舗)となった。
業態別内訳は、牛めし定食店771店舗、鮨業態11店舗、とんかつ業態20店舗、その他の業態9店舗。また、43店舗を改装(全面改装5店舗、一部改装38店舗)した。
通期は売上高690億(10.5%増)、営業利益38億円(49.2%増)、経常利益37億円(46.6%増)、当期利益15億円(46.1%増)の見通し。

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