流通ニュースは、流通全般の最新ニュースを発信しています。





松屋フーズ/売上高0.5%減、営業利益2.9%増

2010年02月06日 / 決算

松屋フーズが2月5日に発表した2010年3月期第3四半期決算によると、売上高は466億5700万円(前年同期比0.5%減)、営業利益18億6500万円(2.9%増)、経常利益18億2400万円(2.0%増)、当期利益8億2000万円(7.1%増)となった。

第3四半期の店舗状況は、、直営の牛めし定食店29店舗、とんかつ業態6店舗を出店。一方、直営店8店舗を撤退し、期末店舗数は780店舗(うちフランチャイズ8店舗、海外5店舗)となった。業態別内訳では、牛めし定食店744店舗、鮨業態12店舗、とんかつ業態17店舗、その他の業態7店舗となった。

新規出店以外の設備投資は60店舗の改装(全面改装9店舗、一部改装51店舗)を実施した他、工場生産設備などに投資を実施。商品販売と販売促進策では「牛めし」の値引き販売、「豚めし」値下げなどを実施し、12月にも牛めし・豚めしの値下げを実施した。

また、新メニューとして定職メニューを充実化させた。売上高は、既存店売上高が3.9%減と前年を下回り減収。売上原価率は前期の33.0%から32.2%へ改善し、前年度9月に実施した売価変更などが影響した。

販売費・一般管理費は、売上高に対する比率が前期の63.1%から63.8%へ上昇。人件費の売上高に占める割合はほぼ前年並みの33.7%となったが、テレビコマーシャルなどの販売促進策に関する経費が増加した。売上原価と人件費の合計コストの売上高比は、66.8%から65.9%へと改善した。

通期は売上高625億円(0.2%増)、営業利益23億2000万円(2.9%減)、経常利益22億4000万円(5.6%増)、当期利益8億円(8.1%増)を見込んでいる。

関連記事

関連カテゴリー

最新ニュース

一覧