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アルフレッサHD/4-9月は卸売業好調で増収増益

2010年11月04日 / 決算

アルフレッサホールディングスが8月4日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高は1兆453億7900万円(前年同期比3.1%増)、営業利益117億円(122.3%増)、経常利益157億7600万円(76.1%増)、当期利益83億1300万円(120.3%増)となった。
医薬品等卸売事業の売上高は1兆371億4200万円(3.1%増)、営業利益は112億4500万円(150.9%増)となった。
アルフレッサグループとして未進出であった北海道での営業準備を開始し、10月に恒和薬品が「北海道営業統括部」を新設し、医薬品等卸売事業の全国営業ネットワークの確立に向けた取組みが前進した。
グループ物流構想の一環として9月に、小田島の新本社・物流センターが稼動した。同センターの稼動にあわせてグループシステム構想に沿った基幹システムの共同利用もスタートし、機能強化と効率化に向けた取組みが進展した。
4月に実施された薬価基準の引下げなどの影響があったものの新製品や生活習慣病関連薬剤などの販売に注力するとともに、新薬価制度下で適正利益の確保に努め、引き続きローコスト化を推進した。
医薬品等製造事業の売上高は118億6000万円(5.9%減)、営業利益は7700万円(81.5%減)となった。
4月に実施された薬価基準の引下げなどにより医療用医薬品の売上が減少したことやインフルエンザウイルス抗原検出試薬の売上が減少したことなどにより減収減益となった。
通期業績予想は、売上高2兆1900億円(6.3%増)、営業利益196億円(33.7%増)、経常利益270億円(21.1%増)、当期利益141億円(34.3%増)の見通し。

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