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アルフレッサHD/売上高6.4%増の2兆592億円

2010年05月11日 / 月次

アルフレッサ ホールディングスが5月11日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は2兆592億6900万円(前期比6.4%増)、営業利益146億5900万円(66.9%増)、経常利益222億9200万円(39.5%増)、当期利益104億9700万円(88.6%増)となった。

医薬品等卸売事業は、昨年の新型インフルエンザ関連商品の需要増加などや、新規取引先の開拓と発注機能と医薬品情報の提供サービスを一体化した医療機関向け会員制総合情報サービスサイト「alf-web」の充実化などで市場を上回る成果を上げた。

利益面では、昨年度の納入価の低下を踏まえ、適正利益を確保する取組を強化し、コスト削減など経営効率を追求した。同事業の売上高は2兆426億2800万円(6.5%増)、営業利益は129億2500万円(76.8%増)となった。

医薬品等製造事業は、インフルエンザ診断薬の需要増などにより売上高は259億3700万円(4.4%増)、営業利益は12億8600万円(17.0%増)となった。セグメント間の内部売上高は92億9200万円(13.6%増)だった。利益面では、貸倒引当金戻入額2億8800万円の計上などもあり、当期利益が大幅に増加した。

来期は岡山製薬工場第2製剤棟での受託増などを目指し、売上高2兆1900億円(6.3%増)、営業利益196億円(33.7%増)、経常利益270億円(21.1%増)、当期利益141億円(34.3%増)を見込んでいる。

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