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アルフレッサHD/3月期は薬価の価格交渉難航で営業利益36%減

2011年05月10日 / 決算

アルフレッサホールディングスが5月10日に発表した2011年3月期決算によると、売上高は2兆1833億4500万円(前年同期比6.0%増)、営業利益93億1300万円(36.5%減)、経常利益179億3100万円(19.6%減)、当期利益65億8700万円(37.3%減)となった。
医薬品等卸売事業の売上高は2兆1666億1700万円(6.1%増)、営業利益は77億8300万円(39.8%減)となった。
2010年4月に薬価基準の引下げが行われた中で、新製品や生活習慣病関連薬剤等の販売に注力するとともに、適正利益を重視した取組みと販売費及び一般管理費の一層の低減を推進した。
売上高は市場の伸びを上回って順調に推移したものの、価格交渉の難航により売上総利益率が低下し厳しい結果となった。
2011年2月にグループとして未進出であった北海道に恒和薬品が札幌営業所を開設し、全国営業ネットワーク確立に向けた取組みが前進した。
医薬品等製造事業の売上高は252億6000万円(2.6%減)、営業利益は7億6200万円(40.7%減)となった。
来期は、売上高2兆3160億円(6.1%増)、営業利益82億円(12.0%減)、経常利益160億円(10.8%減)、当期利益80億円(21.4%増)の見通し。

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