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やまや/4-9月は既存店改装で営業利益83%増

2010年11月06日 / 決算

やまやが11月5日に発表した2011年3月期第2四半期決算は、売上高554億1700万円(前年同期比3.0%増)、営業利益12億2000万円(82.9%増)、経常利益12億5400万円(78.7%増)、当期利益6億9700万円(127.2%増)となった。
まれにみる猛暑、残暑の影響で、ビール風味の新ジャンル、ノンアルコールのビール・テイスト飲料が大きな伸びを示したが、ビール、発泡酒を合わせたビール系商品の総需要は、昨年を下回った。
食品ディスカウントのスピード2店(枚方公園店、神戸藤原台店)、酒ディスカウントの楽市3店(箕面外院店、福岡長浜店、福岡志免店)を、酒類を中心とした嗜好品の専門店として、業態転換を図る改装を行い、店名を「やまや」に変更した。
昨年度の35店舗の改装に続き、16店舗を改装し、品揃えを変化させたことにより、既存店の客数は24か月連続、前年を上回った。
フォリオ安堀店(群馬県伊勢崎市)、堂島プラザ店(大阪市)、仙台トラストシティ店(仙台市)の3店舗を出店し、スピード箕面中央店(大阪府)を閉店し、総店舗数は256店舗となった。
改装によって品揃えの専門化が進んだことで売上総利益が向上し、物流改革によるコスト削減により増益となった。
通期は、売上高1100億円(2.3%増)、営業利益22億2000万円(25.0%増)、経常利益22億7000万円(23.0%増)、当期利益10億2000万円(50.9%増)の見通し。

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