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資生堂/10月の国内売上22%減

2010年11月30日 / 月次

資生堂(2010年3月期売上高:6442億円)が11月30日に発表した10月の月次売上動向によると、国内販売会社の売上高は前年同月比22%減となった。
10月の国内販売会社売上は、引き続き中価格帯領域で苦戦していることに加え、9月に秋の棚替えに合わせた売り場拡大施策に取り組んだことや前年に複数の大型新商品の出荷があったことの反動などから、カウンセリング化粧品が一時的に前年を大きく下回る出荷となった。
10月の店頭売上は、出荷同様に引き続き中価格帯で苦戦したことや前年の反動があり、9月よりマイナス幅が若干拡大した。
9月に発売した「エリクシール シュペリエル ハリライン」において小売側による在庫の消化が優先されたこと、昨年10月に「リバイタル グラナス」の「プラチナムシステム」の上市があったことの反動などから、カウンセリング化粧品の出荷が一時的に前年を大きく下回った。
一方、セルフ化粧品は新製品の上乗せがあった「インテグレート」や「マジョリカマジョルカ」などが堅調に推移し、前年を上回った。
また、トイレタリーも9月に発売した「ツバキ ウオーター」や「専科」が貢献し、前年を上回った。

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