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クオール/4-9月は保険薬局好調で増収増益

2010年11月08日 / 決算

クオールが11月8日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高は294億4300万円(前年同期比7.3%増)、営業利益9億3400万円(58.1%増)、経常利益9億3700万円(56.5%増)、当期利益3億3400万円(39.8%増)となった。

2010年4月の診療報酬改定・薬価改定以降、特に後発医薬品の普及促進が顕著になるなど、保険薬局の経営環境に変化があった。

コンビニエンスストア併設型の新業態薬局の出店や、全国のクオール薬局で患者が個々の情報を照会でき、かかりつけ薬局と同様のサービスが受けられるクオールカードの導入を開始するなど新たな取組みを実践した。

主力の保険薬局事業では、既存店の受付回数の増加や後発医薬品調剤体制加算の推進により調剤売上が堅調に推移するとともに、2010年2月に連結子会社化したテイオーファーマシーの業績が寄与した。

出店戦略の推進により、新業態店舗を含む7店舗を新規出店した。

通期は売上高630億600万円(11.9%増)、営業利益24億1700万円(19.1%増)、経常利益24億9300万円(22.7%増)、当期利益8億5900万円(3.7%増)を見込んでいる。

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