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大木/4-9月は新規取引先の開拓で増収増益

2010年11月11日 / 決算

大木が11月11日に発表した2011年3月期第2四半期決算によると、売上高769億6600万円(前年同月比7.2%増)、営業利益7億3700万円(12.4%増)、経常利益10億2100万円(17.4%増)、当期利益4億8900万円(0.4%増)となった。
主力商品の大衆薬は、昨年度後半以来の荷動きの鈍化が続いている。昨年度のインフルエンザ特需がなく、苦戦をした。
高齢化の進展とともに美と健康に関するニーズ、就中、女性高齢者の最大関心事であるシミ・シワの治療薬とその周辺のスキンケア群、更に健康維持摂取品という大カテゴリーに継続して注力した。
広域化する有力ドラッグストアとの取引関係を引き続き強化し、異業態との取引の開拓・深化にも積極的に取り組み増収となった。プライベートブランド商品の開発と供給や非価格競争のできる商流力アップに努めた。
医薬品メーカーからの取引条件の見直し要請に加え、ドラッグストア業界の価格競争の激化を要因とする値下げ要求が一層厳しさを増し、かつセンターフィーも引き続き高い傾向が続きましたものの、物流関係を中心とする生産性の向上や経費削減で対応した。
来期の業績は、売上高1445億8500万円(1.5%増)、営業利益6億1900万円(4.3%減)、経常利益10億6000万円(1.0%増)、当期利益5億4800万円(-)の見通し。

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