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南海電鉄/3月期の流通業はSC改装で増収増益

2011年04月28日 / 決算

南海電気鉄道が4月28日に発表した2011年3月期決算によると、流通業の売上高は234億6600万円(1.9%増)、営業利益16億8100万円(17.3%増)となった。

ショッピングセンターの経営では、2010年3月にリニューアル工事が完成したなんばパークスにおいて、きめ細やかな販売促進策を展開する一方、なんばCITYにおいて、再生リニューアル工事(第2期)を推進した。
なんばCITYの館内サインにおいて、多言語表記を順次導入するなど、外国人観光客の利便性向上に努めた。
沿線のショップ南海では、2010年7月にショップ南海堺駅南口をリニューアルオープンしたほか、11月にはショップ南海泉佐野の増床工事を完了し、収益基盤の拡大を図った。
物品販売業では、前期に難波駅改良工事の完成に伴いオープンした物販・飲食店舗が増収に寄与したほか、2010年3月にオープンした「古道歩きの里ちかつゆ」において、各種イベントや旅行代理店に対する宣伝・営業活動を実施するなど、知名度向上とお客の誘致に努めた。
来期の流通業は、売上高278億円(18.5%増)、営業利益13億円(22.7%減)の見通し。

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